自転車 ヘッドパーツのロックリングがよく緩むんですが。

環境:昔ながらのヘッドパーツを利用しています。1インチスレッド式というものです。ちょっと汚いですが下写真がその上部で上側のナットがロックリングになります。利用しているのはTANGE Passage DX JIS という製品です。

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症状:以前はこんなことはなかったのですが、最近ヘッドパーツのロックリングよく緩むようになり3日に一回くらい締め直ししています。何かがおかしいと思うのですが。

対処:原因は上わんのねじの締めすぎではないでしょうか。最近メンテナンスなどで触ったりはしなかったでしょうか。接地した状態でハンドルを前後にゆすってみてガタがでないギリギリの状態まで上わんねじを締めてみたください。そこでロックリングを固定して様子を見てはどうでしょうか。

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考察:上わんは下わんもあるとはいえ上写真のようなベアリングで下から突き上げられるような状態になりますので、あまり締めすぎるとベアリングにグリグリと押されるようになります。このため徐々に回転してロックリングが緩むという結果になったのではないかと思います。

ネジが利用されている部分は緩すぎてもいけないし、締めすぎてもいけません。ほどほどの加減が難しいです。何回も試行してみればそのうちちょうどいい感じの点が見つかると思います。

PC Ryzen環境でIntel Optane Memory を使う

構成変更で主メモリを減らしてしまいRAMDISKの容量が減ってしまったので代替策として書き込み耐性が大きいというOptane Memoryを使ってみました。耐性は16GB版でも180TBくらいらしいです。(2021/9/4 IntelのページではEndurance Rating (Lifetime Writes) 365 TBW となっていました。)

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Intel環境でないと使えないのかと思ってましたが、普通のM.2 NVMe のSSDとして利用できました。16GB版は書き込みが遅いようなのですが利用上はあまり気にはなりません。

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容量が小さく、ビット単価も普通のSSDに比べて高いので今更どうかとは思いますが、少容量の作業領域が欲しいような場合にはまだ使い道があるのかもしれません(私の場合)。NANDフラッシュに価格で対抗できていれば性能もよさそうなのにおしい製品です。

私の環境ではCPUより温度が高くなっているようです。Endurance Rating (Lifetime Writes)

365 TBW

PC 私のPCの消費電力はどのくらいなのか?Ryzen 3 2200G(12)

半導体価格が落ち着くまで構成変更は止めようと思っていたのですが、変更しました。

Ryzen 5 1600 + Geforce GT720 構成を Ryzen 3 2200G へ変更しました。

これで概ねCPU能力は半分、GPU能力は倍くらいになりました。まあスペックダウンでしょう。

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利用した感覚はあまり以前と変わりません。私の利用状況ではそもそもオーバースペックだったのでしょう。

Athlon 200GEと比べると明らかに応答はよく、200GEでもうちょっとと思った部分は解消されました。

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クロック、コア電圧の設定は上画像の様にしてみました。オペレーションモードはスタンダードとしました。最高クロックは2.4GHzでコア電圧がCPU-Zの値で0.816Vとなるようにしました。この状態での消費電力ですが、

 概ね 起動時ピーク 約65W 起動後の安定時 約32W 

           ブラウザ・ラジオ利用時 約36W 平均消費電力 約38W でした。

 ちょっと Ryzen 5 2400G のPCを下回るという期待値には達しませんでした。能力は低くなっているのに電力は多いというのは納得いきまえんが。マザーボードチップセットATX電源の違いのせいでしょうか。

 今回はCMOSクリアもせずにCPUを付け替えました。初回の起動時は 電源ON-(FAN全速ーFAN回転低下)を4回繰り返しーUEFI表示 となりました。FAN動作の繰り返しではメモリエラーかと思いましたが初期化動作に時間がかかったようでした。

PC マザーボードのCMOSバッテリの電圧が低下すればどんな症状になるのか?

利用中のマザーボード(ASROCK B450 Steel Legend)で発生しました。

症状:起動時のFAN全開-治まる-FAN全開-治まる-再起動でOSが立ち上がるというような感じの動作となりました。UEFIで設定した内容はリセットされているようでした。

朝の起動時はいつも通りで変な様子はなかったのですが夕方の起動時に発生し、再現性がありました。

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対処:UEFIの設定が保持されない、どうも新品のマシンで最初に電源を入れたような感じであることからCMOSバッテリを交換してみたところ回復しました。

BIOSの読み込みを失敗しているのかと思い、最近交換したメモリの異常かとも思いましたが違いました。

新品の電池は手元のテスターでの電圧測定で約3.2Vでしたが交換した古い電池は0.2V程度でした。

HWInfo64のVbatの値はみてみたのですがあてにならないようです。

このマザーは電池の減りが早いのでしょうか、今までCMOSバッテリがヘタって症状がでるようなこんなことになったことはありませんでした。

追記:2023-12-17

 同じ症状が再発しました。同じ対処で復旧しました。前回の電池交換から約2.5年です。1日の利用時間は

平均して1時間程度で利用していないときはACの元電源を切っているのでバックアップ電源は消耗する方

だと思います。電池交換時には長音3回のビープ音が鳴って メモリなし との判断となりマズイのでは

と思いましたがメモリの抜き差しで回復し、正常起動できました。正常時のプロファイルをBIOSに読み込

ませましたので設定も割と楽にはなりました。

 

PC 私のPCの消費電力はどのくらいなのか?(11)

低消費電力化の検討はおおよそ終了しました。

結局、Ryzen 5 1600 はSMTをdisableすると起動時だけとはいえFANの音がどうにも気になるのでSMTはenableとしクロック、Vcore電圧を更に落とすことにしました。

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現在の設定は上画像のように 2200MHz 0.704V ということになっています。これよりVcore電圧を下げるとPCがダウンしてしまいました。平均消費電力はおおよそ 50W です。

現状では概ねRyzen 5 2400G の方と体感的には同じような感じになっています。この体感値を表す指標があれば比較もしやすいのですが CPU-Z というソフトで簡単にベンチマークの値を出すことができるようなので参考に測定してみました。

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上画像が測定結果です。ボタンを一つクリックしてしばらく待つだけです。定格の2/3くらいな感じです。

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Ryzen 5 2400G の現在の設定は上画像のように 2550MHz 0.896V ということになっています。Vcore電圧まだ下げれそうですが利用しているツールではこれが限界です。

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上画像がベンチマークの結果です。Ryzen 5 1600 定格のざっくり半分くらいでしょうか。Single Thread ではRyzen 5 1600 を上回っていますが Multi thread では下回っています。

以前利用していた FX-8320E では single 212 multi 1240 ということらしいのでそれは上回っています。その前の Phenom II X6 1055T でも特に”速度”は遅いと感じていませんでしたがこの場合で single 151 multi 785 らしいので指標を基にするなら、もう今は速過ぎるともいえる環境です。

PC 私のPCの消費電力はどのくらいなのか?Ryzen 5 1600(10)

能力を持て余してしまっている Ryzen 5 1600 ですが 2400G との電力差がまだそこそこあるので何とか低下できないか検討してみました。条件は ・体感で今と変わらないレスポンスの範囲で何とかする です。

もうあまり余地はなくなってきていますがSMT(マルチスレッド機能)を切るというのを試みてみました。

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上画像がUEFIでもSMTの設定箇所です。

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設定が有効になると上画像のようにせっかく12個あった論理コア数が半分の6個になってしまいます。なんかせっかくの機能を利用しないのは惜しいような気はしますが使わなくても私の利用状況ではほとんど変化は感じません。

それで消費電力の差ですが 短時間の計測ですが平均消費電力は1W程度低下しました。52Wが51Wとなりました。ここまでする必要があるのかどうか微妙な差しかないのは事実です。

現在の設定は ・CPB(Core Performance Boost)を切る ・クロック2.6GHz固定 ・Vcore電圧0.9-0.075V  ・SMTを切る としています。

これでもまだ2400Gより応答はいいようなのでまだクロックとVcoreを下げてみる余地はあります、がしばらくは今のままで運用します。

 追記:SMTをOFF(disable)にすると起動時のFAN全開の時間が5秒くらい長くなることが判明。

 

PC 私のPCの消費電力はどのくらいなのか?Ryzen 5 2400G(9)

Athlon 200GE を気に入ったのでこの2倍のコアがあればもう十分なのでは考え Ryzen 5 1600 を Ryzen 5 2400G に更新することを検討しました。実際に入手し1600 と載せ替えたところBIOSすら起動せず、どうもメモリ関連に問題があるような感じでした。そこでAPUの動作確認を兼ねてAthlon 200GE と載せ替えみたところあっさりOS起動までOKとなりました。もうとっかえひっかえも面倒なので当初の計画は変更でAthlon 200GE との入れ替えとなりました。処理能力の底上げです。体感でも明らかに応答性は上がりました。

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そこで消費電力ですが、・電源プラン(省電力は除く)、・クロック固定(2500MHz)、・Radeonの電力設定、・UEFIのcTDP設定を変えてみて測定しました。

 概ね 起動時ピーク 約62W 起動後の安定時 約31W 

           ブラウザ・ラジオ利用時 約33W 平均消費電力 約35W で大差はありませんでした。ピークではAthlonを大幅に超えますがそれ以外は能力の割には低位でです。

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上画像はcTDPの設定画面です。cTDPの設定はTDPを低下さすような機能らしいので期待しましたが私のような低負荷での利用が多いようだと効果は期待できないみたいです。2400Gではconsumerを選択するようです。

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上画像はグラフィック機能を制御するRadeon softwareのものですそんなにグラフィックの能力もいらないので省電力としてみましたがこれも負荷がかからなければあまり意味はなさそうです。

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現在はクロック 2550MHz Vcore 0.900V 固定として運用中です。負荷があれば能力があるのでどんどん電力を使ってこなしてしまうので上限を設定するためです。Vcoreは最低が0.900Vなのでこれに見合うクロックにしようと思いましたが2550MHzを超える設定にするとVcoreが勝手に上昇してしまう(CPU-Z読みで0.896Vが0.912Vになる)ようなのでここまでとしています。

Athlonの利用では1600との差があるのでもうちょっとと思う場面がありましたが2400Gではそれもなくなりました。消費電力は少々増えますがそれに見合うものはありそうです。