PC マウスのポインターが「追従しない」、「飛ぶ」ような状況になることがある?

追記:2021/12/02

 恐らく原因が判明しました。トラックボールのハード故障です。

この個体は数年前に左ボタンが言うことを聞かなくなったので、その辺に転がっていた同形状のマイクロスイッチとの交換を実施していました。最近、分解して中を確認したいタイミングがあったのですが、その際交換したマイクロスイッチが基板上でカタカタと動く状態になっているのに気づきました。この部分の半田付けをやり直したところ、正常に戻ったようです。スイッチと基板との接触不良が原因であったのではないかと思います。

 こんなこともあるという参考まで。

症状:ひょんなことでAPUをAthlon 200GE から Ryzen 5 2400G に交換しました。OSの起動などはどうもないのですがブラウザを利用時、マウスのポインターがマウスの動きに追従せず、ぴょんと飛んでしまうような状況が時々発生するようになりました。どうもきれいな画像とスクリプトが混じっていそうな画面で発生するようです。再現性があります。OSはWindows10 20H2でブラウザはWaterfoxです。

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対処:APUの交換で発生したようなのでドライバ関連をいじっくてみましたが効果はありませんでした。他のブラウザでどうなるかを確認するためMicrosoft Edgeで問題が発生する画面を見てみたところなんともありません。なのでこれはWaterfox関連の何かが絡んでいると考えました。

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上画像はWaterfoxのオプション設定の画面の一部です。赤丸のとろろ「マルチプロセスWaterfoxを有効にする」は規定値ではチェックされ有効になっていますが、これを解除しました。そうすると問題は解消となりました。ポインタの引っかかりは全くありません。めでたしめでたし。

しかし、ここは有効にすれば応答が早くなるようなので何らかのアップデートが有ったら元に戻せるか試してみます。

追記:再発しました。

 一旦は収まったかに思いましたが解決していませんでした。Waterfox利用以外の場面でも少々発生します。このため事象が発生するトラックボールを接続しているUSBポートを変えてみました。すると症状が治まりました。

 USB2ポート - RATOCの古いCPU切り替え装置 - LOGITECHトラックボール という接続を

 USB3ポート - USB切替器(USB2) - USBハブ - トラックボール に変更。まだややこしい構成ですが今のところは大丈夫そうです。Waterfoxの設定も元に戻しました。

PC 私のPCの消費電力はどのくらいなのか?Ryzen 5 1600(8)

Athlon 200GE と Ryzen 5 1600 のPCを併用していますが、体感的な差があまりなくRyzenPCの存在価値がなくなりそうなので、設定をいじっくてみました。

目的は ・AthlonPCと体感差があるようにする。 ・消費電力は極力抑える。 ということです。

体感はクロックの設定に左右されるようなので、クロックの上がらない電源プランの 省電力 は止めました。これに伴い消費電力は上がることになるので、コア電圧を下げてみることにしました。

電源プランを バランス に設定(A-Tuning というツールで Standard Modeを選択)し同ツールのオーバークロックの設定で、 クロック 2800MHz コア電圧 0.95626V としてみました。体感差は十分あります。平均の消費電力は 52W で既定値の設定よりは少なくなっています。

次に各ステートの電圧下げもできないかと、電源プランを バランス に設定しZen states というK10STATのようなツールで下図のように設定してみました。

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効果を期待しましたがP1,P2ステートの電圧設定が効いていないようです。平均消費電力は 56W で既定値の設定との差があまりありません。

そこで、そこそこのクロックで固定してコア電圧を下げてみることにしました。A-Tuning というツールで Performance Modeを選択すると最高クロックに張り付くようなのこれを選択し下図のような設定をしてみました。

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クロックは 2600MHz コア電圧は 0.900V でー0.0075Vのオフセットを設定しました。平均消費電力は 52W でブラウザとラジオ利用中は だいたい50Wを切るような感じです。もっとコア電圧を下げればよさそうですが安定性とのトレードオフになるので今はここまでにしています。

このクロックでも体感差はまあありますので現在はこれで運用中です。

体感差は得られるものの消費電力はAthlonPCの1.5倍超です。普段利用ではAthlonがかなり優秀です。

 

PC マザーボードのFAN回転数制御機能

マザーボードのFAN制御機能がなかなかよさそうです。これまでは外付けのFANコントローラを利用していましたが、マザーボードが持つ制御機能に置き換えました。

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利用しているマザーボードは Asrock B450 Steel Legend というものですが、上画像のようにUEFI上での設定も可能になっています。

 ただし、CPU_FAN1 の端子は4pin仕様のPWM方式しか対応していません。他の端子は画像赤丸のように3pin仕様の電圧制御方式にも対応しています。私の場合は全てのFANが3pin仕様ですので CPU_FAN1 端子は利用していません。

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面白いと思ったのは上画像のソフトです。Asrock提供の A-Turning というものでOS上からFANの制御が可能になるものです。画像赤丸の Start FAN test をクリックすると回転数のチェックをしてくれます。具体的にどのくらいの温度でどのくらいの回転数にするかを決定することができます。

私の場合、FANの音が気になりますので、FAN毎に騒音が気にならない程度の回転数を把握して設定するのに活用しています。

 

自転車 チェーンリング固定ボルトはどう選ぶ?(2)

早速、選んでみました。

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BBB RCR-50 軽合金製の軽いという製品のようです。

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上写真が各部の寸法です。ちょうどよさそうです。

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2つ目です。KCNC のダブル用で金色です。

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ちょっとピンボケですが各部の寸法です。このボルトは普通と異なり太さがM8.5となっています。他のねじとの組み合わせは無理です。

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ナット側も(8mmの)六角レンチ仕様となっています。使いにくいペグスパナはいりませんが8mmのレンチが必要です。ボルト側は5mmのレンチです。

入手してしまったのですが、この部分はステンレスの丈夫そうな製品がよかったのではないかと...あまりに軽いので心配になってしまいます。

自転車 チェーンリング固定ボルトはどう選ぶ?

チェーンリングの固定ボルトを錆びない軽合金製にしてみようかと検討中です。サイズがいろいろあって自分用にはどれを選択すればいいのでしょうか?ボルトの長さもさることながらナットの長さの方が重要そうな気がします。

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上写真は私が利用している予備機のFC-M800のリング固定部です。この部分の厚みは3.40mmです。

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取り付けるリングはいろいろですが上写真の様にねじの頭が入りこむ溝があるもののあります。私はトリプル仕様ですので2枚のリングをクランク外側の穴に取り付けます。44T-32Tの組み合わせです。

 アウターの厚みはFC-M760では4.00mmで溝の深さが1.80MMですので正味は2.2mm、FC-M530では2.85mmで溝の深さが0.55mmで正味は2.3mmです。

 ミドルの厚みはFC-M760で2.9mmで溝の深さが1.15mmで正味は1.75mm、FC-M530で3.1mmで溝の深さが1.25mmで正味は1.85mmとなっていました。微妙に異なります。

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これを取り付けたとき上写真の様にちゃんとアウターがナットに引っかかるだけの長さがナットにないといけなさそうです。ナットがアウターにかからないとアウターがずれてしまうかもしれません。

ということで私の場合はナットの長さが6.5mm~7mm程度のものを選択すればよさそうです。

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自転車の部品選びはややこしいです。

長さだけでなく径も当然、合わせないといけません。

PC 私のPCの消費電力はどのくらいなのか?ATHLON 200GE(7)

ATHLON 200GEでも電源プランによって消費電力に差があるのかどうかを再測定してみました。

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AMD Chipset Driversを導入するとRYZENと同じように上画面のようなプランを選択できるようになります。

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やはりクロックは高めで張り付いているように見えます。

・電源プラン AMD Ryzen Balanced

 電源をONして起動後 約28W

  (起動までにピークで41W。)

 ・ネットラジオを聴きながらブラウザ利用 31W前後

5.19時間利用してみた平均で約31Wの消費電力でした。

OS推奨の バランス を選択するとどうなるのでしょうか。

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これもやはり、動作クロックは高止まりせずに変化しているように見えます。

・電源プラン バランス

 電源をONして起動後 約28W

  (起動までにピークで41W。)

 ・ネットラジオを聴きながらブラウザ利用 32W前後

6.39時間利用してみた平均で約31Wの消費電力でした。

省電力を選択すればどうなるのでしょうか。

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これもやはり、動作クロックは負荷が少々上がっても低いままで反応は鈍そうです。使っていても他のプラントは異なり体感でわかるくらい反応が遅く感じます。但し、比較すればそう思う程度で普通には使えるとは思います。

・電源プラン 省電力

 電源をONして起動後 約28W

  (起動までにピークで41W。)

 ・ネットラジオを聴きながらブラウザ利用 30W前後

6.35時間利用してみた平均で約30Wの消費電力でした。

プランごとに消費電力差は少しはありそうです。が差があまりに少ないようなので私はマシンの反応の良さを考慮し AMD Ryzen Balanced を選択しておきます。

PC 私のPCの消費電力はどのくらいなのか?RYZEN 5 1600(6)

RYZEN 5 1600はもう安定稼働状態になってしまいました。が下の画面でふと気づきました。この画面はHWMonitorというフリーのソフトで時々、温度などをチェックするのに利用しています。

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CPUの負荷がほとんどないのにクロックが高止まりしています。なぜなのでしょうか。何かがおかしいのではないかと思い設定関連を探ってみました。

どうもAMD Chipset Driversというのをインストールした際に電源プランが変更になりこういう動作状態になったようです。

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この状態で消費電力の計測を再度行ってみました。

・電源プラン AMD Ryzen Balanced

 電源をONして起動後 約41W

  (起動までにピークで94W。)

 ・ネットラジオを聴きながらブラウザ利用 53W前後

3.18時間利用してみた平均で約57Wの消費電力でした。

OS推奨の バランス を選択するとどうなるのでしょうか。

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動作クロックは高止まりせずに変化しているように見えます。

この状態で消費電力の計測を行ってみました。

・電源プラン バランス

 電源をONして起動後 約44W

  (起動までにピークで97W。)

 ・ネットラジオを聴きながらブラウザ利用 51W前後

9.34時間利用してみた平均で約58Wの消費電力でした。

RYZEN用の電源プランと消費電力の差はあまりないように見えます。それなら反応のよさそうなRYZEN用の方が得なような気はします。しかし利用上の体感の差も私の利用状況ではあまり感じられません。

省電力を選択すればどうなるのでしょうか。

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動作クロックは負荷が少々上がっても低いままで反応は鈍そうです。

この状態で消費電力の計測を行ってみました。

・電源プラン 省電力

 電源をONして起動後 約38W

  (起動までにピークで98W。)

 ・ネットラジオを聴きながらブラウザ利用 44W前後

5.1時間利用してみた平均で約47Wの消費電力でした。

他の電源プランの時と比較すると2割くらいの電力削減です。無視できない差があります。体感での差は比較すると反応が遅いような気もします。

しばらくは 省電力 で運用し、気にならなければそのまま継続するつもりです。

なお電力プランは電源のオプションで選択した時点で適用されるようですので再起動の必要もなくすぐに変更可能です。

Athlon 200GEの方もAMD Chipset Driversを導入していますので同じような状況にあるのものと思います。Athlonという名称ですがZenですので。