できるものならNVMeを継続利用したかったのですが、そうするには代わりのディスプレイカードが必要です。
私の求める要件は
・低消費電力 20Wくらいを希望
・HDMI,DVIポートがある
・安価
・ドライバの更新が継続している
です。、これを満たすものは
Radeon R7 240
Radeon R5 240 くらいしかなさそうです。しかし市場にはあまり出回っていないようです。
NVMe環境でもうちょっと体感できる差があったらなんとかしたかったですが、しがみつくには差が小さすぎました。これもあり 入手は断念 となりました。
仕方なく、NVMe前の状態に戻すことにしました。新たな構成要素になったのが写真上のSATA3仕様のSSDです。crucial製ですがDRAMキャッシュもなく、プラスチック筐体のいかにも安物風な感じです。しかし、3年保証もあるので私のいまの利用状況ではこんなもので実は十分なのでした。NVMeの仕様に拘ったのとはえらい違いです。
NVMeに手を出したのがそもそも間違いでした。
まだ数日の付き合いですが今は何事もなかったかのように快調です。OSのインストールもスムースに完了し、いったい今までの状況はなんだったのかという感じです。ディスプレイカードも普通に動作しています。
(NVMeでも10日くらいはこんな感じだったので状態監視は続きます。)
ディスプレイカードを交換して試してみたかったのですが残念です。原因も不明のままです。
これで私のNVMe ブート実験は(一旦)終了です。
追記:Crucial Storage Executiveの導入
メーカー純正のCrucial Storage Executiveというツールをを導入してみました。ディスクキャッシュ機能であるMomentum Cache。これはDRAMキャッシュ相当なのではないかと期待を込めて設定しました。主記憶は動的に確保するようです。いきなり使用メモリ量が増えるようなことはありませんでした。体感上は何の変化もありません。しかし私の環境ではオーディオ再生でたまにプチプチとノイズが入るような気がしたので残念ながら無効化となりました。
追記:Crucial Storage Executiveの再導入
ディスクキャッシュ機能であるMomentum Cache。再度設定してみたところ特にオーディオ関連の問題もなく今のところ使えてしまっています。前回は裏で何かの作業がなされていたのでしょうか。原因は不明です。これで大容量DRAMキャッシュ搭載となりました。クラッシュ時のペナルティは大きくなりますが。(しかし時々音が途切れるような気がします。気にしないことにしますが。)
追記:Momentum Cacheによる音飛び問題
オーディオ再生にはWINAMPを利用していましたがAIMPというのに乗り換えました。これも新しいポータブル版があったためですが。そこでキャッシュサイズを10MBほど設定してみたところ音飛びがなくなったような気が。
追記:Crucial Storage Executiveの無効化
eSATAのHDDをホットスワップで利用しています。スワップでHDDを取り外す際に、「デバイスから再起動を要求された」というエラーが出るようになりました。このためCrucial Storage Executiveを無効化したところでなくなりました。また、たまにあったプッという音欠けもなくなったような気がします。