FXシリーズ以来の8コアです。Ryzen 5 PRO 4650G で安定稼働しており能力的にもなんの不満も
ありませんでしたが、8コア16スレッドのRyzen 7 5700G に移行してしまいました。
逆に安定しすぎて面白くなくなったのが原因かもしれません。
新たな投資に対する効果はあったのか。気になるところですが、効果があってほしいと思いたい
バイアスを差し引いても少しはあったかなというところです。4コアから6コアの時もそうでし
たが節々でちょっと応答速度が上がっているのは感じられます。がそれくらいです。
この”ちょっと”の価値をどう見るかが大きいんですが。
肝心の消費電力ですが 概ね 起動時ピーク 約51W 起動後の安定時 約26W
ブラウザ・ラジオ利用時 約28W 平均消費電力 約28W でした。
尚、私の環境ではCPUの最大利用を60%に絞り、コア電圧を-0.08125Vのオフセットと設定して
います。もっと絞ることもできそうですが安定度との兼ね合いです。
コアも増えているので消費電力が大きくなっていたら4650Gに切り戻すことも考えていましたが
杞憂でした。6コアと比べても同等程度でした。コア数ではなく単純に負荷との相関になるという
ことでしょうか。非常に利用効率のいい制御になっています。
上画像はタスクマネージャーでのパフォーマンスの表示です。この作業をしている状態です。
能力を持て余しています。悲しいかなほとんどのコアが休憩中です。コストパフォーマンス
を考えれば4コアでも十分であることが見て取れます。せっかく従業員はいてるのに仕事が
ありません。が給料も支払う必要がありません。初期投資だけです。
今回はWindows11のシステムにおいてAPUの交換を行いました。
注意した点は一点のみです。
”交換前にfTPMを無効にする” ことです。
UEFIの設定で security device support という項目を disable しました。これだけです。
私の環境では。交換後は自動でUEFIの既定値を読み込むようで無効から有効への操作は必要
なくそうなっていることを確認するのみでした。交換時はいつもですがなかなかUEFIの画面表示
がなされず心配になりリセットボタンを押してしまいそうになりますが、我慢して待つ必要が
あります。初期化に時間がかかっているのでしょう。
あとはIPアドレスの設定が必要でした。DHCPなら必要なしですが私は手動設定でした。
ビデオドライバも新規の読み込みがありますので何らかのカスタマイズがある場合は再設定が
必要です。これがあるので最初のOSの画面表示も時間がかかりますのでディスクアクセスが落ち
着く程度まで待つ必要があります。またUSB関連のデバイスでドライバの再設定が必要なものがあり
ました。